トップページ路線バス方面>神奈川中央交通

神奈川中央交通


P−代

画像募集!

P−MP218M



神奈中といえばコレとする程スタンダードな音です。4速で低回転からの立ち上がりにU−代以降では
聴かれない独特の寂しげな響きがあるのがP−代までの6D22エンジンの特徴といえます。
井11系統の場合、同じ営業所でも下のU−MPと比べると超ショートシフトなコトが殆どです。
ココで紹介する走行音は、P−代は勿論のこと、U−代でも珍しい戸閉めOKサインの大きい車輌です。
 井11系統 井土ヶ谷下町〜鶴巻・上六ッ川〜南永田入口



P−U32N

P−U32L
P−U32N




富士5Eボディの日デ車です。前期車と呼ばれるギア比がDD(直結5速)な車両はN尺で導入されましたが
後期車と呼ばれるギア比がOD付5速な車両は厚木・平塚営業所のみ長尺のNで、(平塚は途中でL尺に変更)
他は一部を除き標準尺のLで導入されました。



画像提供:203系統様


U−代

P−MP218M (呉羽ボディ)


U−MP218M(新呉羽ボディ)



 エアロスターKは’92年まで製造されました。
P−代との違いは4速低回転からの立ち上がりのエンジン音で、高音成分が少なくなっている
という特徴があります。またエンジンルーバのデザインも従来の角にRのついた網から
パンチンググリルに変わった為、Rの無い真四角になりました。(空調ルーバのデザインは変わらず)
 横46系統 樹源寺前〜児童遊園地入口

U−MP218M (呉羽ボディ) リアビュー











U−MP218M (MBMボディ)


U−MP218M(MBMボディ)



 コチラはエアロスターMを架装するグループ。ボディメーカの統合による変更で’93年〜’95年まで製造され、
呉羽ボディ車に比べ高音域(ガー音成分)が増した固体も見受けられました。


U−MP218M (MBMボディ) リアビュー











U-LR332J

U−LR332J改



 旧藤沢神奈交大和営業所に所属していた中型車です。
低音の強いエンジン音はいすゞ中型の伝統でしょうか。





U−LV324L

U−LV324L



 綾瀬営業所に在籍していたU−代のいすゞ車のうち、
写真の富士7Eボディ車は6台在籍していました。
(せ13・せ30・せ44・せ60・せ72・せ128 いずれも当時の社番)
U−代のいすゞ製は多数在籍していましたが上記以外は全てIK−COACHボディの
キュービックでした。
 長16系統 市役所前〜中新田小学校(現・中新田小学校前)




KC−代

KC−MP317M

KC−MP317M(リーフサス車)
KC−MP717M(エアサス車)
KC−MP717MT(ターボ付きエアサス車)

 但し'98年式 元スヌーピー仕様車のみ

KC−MP317Mリアビュー エアロスターMをモデルチェンジして1997年に登場したニューエアロスターで、
先代のKC-MP217Mとエンジンは同じ6D24ですが、音的にはかなりこもった音と
なりました。中扉引戸のドアエンジンも、ドア開時にもエア音が鳴るようになり、
ゆっくり開閉するタイプに変わったのもこの代からとなります。今まで殆ど聴こえなかった
戸閉めOKサインも「パスッ」という乾いた音がはっきり聴き取れる大きさで鳴るように
変更されております。基本的にはリーフサス・ツーステップ(引き続き前扉ステップリフト付き)で
導入されましたが、'97年にスヌーピーバス用としてKC-MP717MTが、翌'98年もスヌーピーバス用に
KC-MP717Mで導入されました。コチラはホイールキャップも付きましたが、契約終了後しばらくして
撤去されました。これらのエアサス車は、かなり柔らかいセッティングがなされ、快適な乗り心地な
為、「スヌーピーバスで行く○○の旅」といったツアーにも使われたりしておりました。

KC−MP717M












画像提供:203系統様(KC-MP717M)


KC−LV380L

KC−LV380L

 同形式は’95年〜’99年に新ステップ(ステップリフト)付きツーステップ仕様で導入されました。
’98年からアイドリングストップ&スタートシステムが装備されました。特徴は慢性的なパワー不足を
補う為、従来の直6エンジンに変わり、新たにV8エンジンである8PE1−N型を採用したコトです。
コレにより、路線バスとは思えない荘厳な重低音を轟かせて走行するシーンが見られるようになりました。
神奈中では純正キュービックと富士重工7Eボディを架装した車輛が在籍していました。


KC−LV380L リアビュー 長16系統 西葛原〜御所見中学校前・杉久保〜高野付近 (3.77MB)













KC−LV380L 富士重工ボディ


神奈中で富士重工ボディの場合はこの代まで前バンパーが他社よりも厚みのあるタイプを採用していたという
特徴があります。(行先表示部等の清掃時にバンパーに乗ることで拭き取り作業等をしやすくする為と思われます)









KC−LV380L 富士重工ボディリアビュー















KK−代

KK−MK25HJ

KK−MK23HJ(リーフサス車)
KK−MK25HJ
(エアサス車)

’99年に導入されたツーステップのエアロミディがMK23で、従来のKC−代との外見上の違いは
屋根上最後部にあったエバポレータが前扉〜中扉間に移設されたトコロで見分けがつきました。
この代からエンジンが6M61−3に変更されました。’02年導入分からワンステップ・エアサス仕様の
MK25となり、低床化されたことにより空調コンデンサが中扉上に移動し、銀ホイール化されました。


KL−代

KL−MP33JMKL−MP33JM(リーフサス車)
KLーMP35JM(エアサス車)



 神奈中最後のツーステップ車として2000年に導入されたニューエアロスターがKL-MP33JMで、
KC-MP317Mと外観上の判別が非常に難しい車輌となっています。エンジンが6M70に変更された
ことにより、後部バンパー中央下部に回転体が見えるのが最大の特徴で、これにより
判別できます。

KL−MP35JM翌年に導入された分から、ワンステップ・エアサス化されたKL-MP35JMとなり、
低床化により今まで床下に搭載されていた空調コンデンサが屋根上のエバポレータ
(蒸発器。いわゆる熱交換器)のあった位置へと変更、行先表示機の右側に車椅子ステッカの貼付、
補助制動灯も方向指示灯とのコンビネーションランプへと変更など見た目もかなり変わり、
ステップリフトも廃されました。走行音的にはこもった感じの6D24よりも低音が若干強くなり、
シフトアップ時などに心地良いヒューン音が聴かれるなどといった特徴があります。



 長16系統 西用田〜杉久保




KL-HU2PMEK

KL−HU2PMEK









KL-HU2PMEKリアビュー














KL-LV280N1

KL−LV280L1
KL−LV280N1







KL-LV280L1(富士新7Eボディ)














KL-LV280L1(富士新7Eボディ)リアビュー













KL-UA452MAN(西日本車体ボディ)

KL−UA452MAN


 神奈中では少数派なクルマで、秦野(富士重工ボディ)と厚木北・平塚(西工ボディ)に配置されました。
日デ最後のOD付5段ミッションで、’03年までは富士重工ボディの採用でしたが、富士重工がバスボディ
製造から撤退後はメーカー指定の西日本車体工業製のボディ架装となりました。両車の走行音的な違いは
前扉の開閉音と、変速音の大きさが挙げられます。個人的には見た目は富士重工ボディの方がカッコイイ
ですが、走行音は西工ボディの方が聴きごたえがあると思います。


KL-UA452MAN(西日本車体ボディ)リアビュー


 神奈中では富士重工ボディでは富士重クーラー、西工ボディではデンソー製のコンパクトなタイプの
空調コンデンサが載っかっております。また、西工ボディでウィンカーが前バンパーに埋め込まれているのは
周りを走る事業者の同型式では見られず、珍しい仕様といえます。










KL-UA452MAN(富士重工ボディ)

 収録した富士重工ボディの
は 86では、4速に入れる際に必ずと言っていい程ギア鳴りがしておりました^^;




 富士重工ボディ 秦44系統 才ヶ分〜広畑ふれあいプラザ前 (2.84MB)





KL-UA452MAN(富士重工ボディ)リアビュー















PA−代

PA-LR234J1PA−LR234J1

ノンステップ

 神奈中東(大和)では比較的よく見かけるクルマで、ノンステップとワンステップが在籍します。
基本的に後部ナンバー位置は中央ですが、後期に増備されたグループではPDG-代と同じく
思い切り右側にオフセットされていたりしマス。







PJ−代

PJ−MP35JMPJ−MP35JM

 綾瀬営業所では最大勢力を誇るグループで、導入時期によって見た目も違ったりします。
KL-代ワンステップ車と比較すると社紋があった位置は、ロゴステッカに変わり行先表示機両端に左右対称な
スロープ付き車椅子ステッカの貼付といったことが挙げられます。2004年式では後部デザインはKL-代ワンステップ車に
準じておりますが、2005年12月以降導入分に関しては新灯火規制により後部補助コンビネーションランプの消滅、
側面反射板の追加、屋根上では空調ユニットの変更など。(ファンが片側3つずつから2つずつに減少。コレにより夏季は
空調使用時に特有な振動が…)走行音的には同じ6M70エンジンながら、KL-代のようなヒューン音は聴かれず、
独特な響きを持った音になったと言えそうです。



ADG−代ADG−RA273MAN

ADG−RA273MAN

 他社がPJ−規制に対応した車両を投入する中、日産ディーゼルは独自の尿素SCRシステム
(FLENDSを導入し、ADG−代に対応させた車両を投入。’05年〜’06年にかけて製造され、
神奈中では厚木営業所を中心に導入されました。晩年は8台が綾瀬営業所に集約され活躍していましたが、
’20年に厚木の1台(あ179)を残し廃車になっております。エンジンは従来のPF6HTAから排気量を下げた
MD92TJとなり、ギア比もDD5速ミッションになり加速重視仕様になりました。KL−代で前バンパーに
埋め込まれていたウィンカーは標準的な位置に戻っております。また、神奈中では唯一の日工製
無接点ウィンカーリレーの音(相鉄バスや都営バス等では普通に使われているあの音)が聴けた車種でした。





PDG−代

PDG−AR820GAN

PDG−AR820GAN

 日産ディーゼルとの業務提携中に出来たOEM車で、RMのふそう版です。
ボディは西工、メータクラスタやホイールなどいたるトコロが日デ色が濃い本車種ですが、
エンジンはふそう製の6M60を搭載し、走行音もふそうらしい音色を奏でていたりします。
そのほか後部バンパーのデザイン等もふそうらしさが垣間見られるなど特徴のある車輌となっています。


PDG−AR820GANリアビュー












PKG−代

PKG−MP35UM

PKG−MP35UM



 今までの6M70エンジンから日産ディーゼル製のエンジンであるMD92TJとして
尿素SCRに対応することにより排ガス規制をクリアした形式で、他にもギアボックスや
セルモータも日デ車と同じ音がするシロモノです。RAと同じエンジンながらギア比に関しては
今まで通りでして、ふそうDD5段サウンドを響かせて走ります。
しかしながらこの日デエンジンは今までの6M70と比べると排気量が少ないため、
レヴリミットが200回転程上がっているという特徴があります。そのせいかレヴリミットまで引っ張ると
違和感すら覚えます。PJ−代ワンステップ車と比較すると、新灯火規制によりなくなった
後部補助制動灯の復活(コンビネーションランプではない)、行先表示機両端の左右対称な
車椅子ステッカは、向きが逆になりスロープ表示がなくなりました。空調ユニットは2005年12月以降
変更点が無い為、相変わらず空調使用時に特有な振動がします(非公式側最前列客席は特に)

 空調振動音(非公式最前列客席・シート背もたれ部に当てて収録)











PKG−LV234N2

PKG−LV234N2



 PJ-代よりもターボの改良によりトルクが大幅にアップしていたりします。
心なしかサウンドも若干高音部がハッキリしている気がします。
神奈中では6速ミッションを採用していますが、この6速というのは
5速DD + OD段1速という内訳なので2〜5速までのサウンドはPJ-代の5速DDと
変わらないというシロモノです…。

 長16系統 杉久保〜根恩馬




SDG−代

PKG−MP35UM

SDG−LR290J1

トルコンAT


 KK-代の代替車種として神奈中東(大和)に大量に導入された形式です。
神奈中本体・東西に関係なく中型車でトルコンATとなると他に選択肢がないらしく、
(ふそうエアロミディはMTのみのラインナップ)いたるトコロに増殖中な形式だったりします。
この形式からエンジンが4気筒にダウンサイジングされ、非力な印象ですが、トルコンATの
採用でトルク不足をカバーしております。






QKG−代


QKGMP38FK

トルコンAT

 フロントマスクを変えた新顔エアロスターのノンステです。
神奈中では大量に増備されました。ワンステとの見た目の違いは
グライドスライドドアな前扉と屋根上の空調コンデンサが前寄りに位置している
コトですかね





おまけ 綾瀬営業所に所属していた変わり種ブザ装着車輌

 神奈中綾瀬営業所には、通常とはあからさまに違う音色を持つ中扉開閉予告ブザを装着した車輌が在籍していました。
新製時からついていたのか、誰かが入れ替えたかは不明です。ココではそれらのブザ音を公開します!


 その1 せ99(当時) いすゞ P−LV314L 外見はいたって普通なIK−COACHボディを架装したキュービックLVですが
ソコに搭載されているブザは普通ではなかった!電磁大光と呼ばれるブザで外見は、ばすくん氏のサイト「つぎとまります」内の
「押しボタン展示ボード」下部にあるベルと通常見かけるブザ(電子大光ブザ)の間にあるブザそのもので、音も同じです。
(NHK−BS2の「熱中時間」にこのボードを持って登場された時に聴いた)

 その2 せ94(当時) 三菱ふそう P−MP218M エアロスターKを架装していたP−MPにも変わり種ブザ搭載車が!
コチラはタルを横にしたようなデザインのもので、電圧が若干不足しているのか戸閉操作を行ってから鳴り始めるまでに多少の
タイムラグがあるのが最大の特徴です。音そのものは圧電ブザな感じの高音が響きますが、一瞬で鳴り止んでしまいます。

 その3 せ118(当時) 三菱ふそう U−MP218M エアロスターMを架装する車輌。この車輌は、扉が閉まりきった時に
運賃表示機が「ピッ」と鳴ったりする個性的な感じがしますが、ブザもいかにもといった形状の圧電ブザが装着されており、
3車種の中では最も高い音を出します。 


copyright © 2006.2009 S233 All rights reserved.